謹賀新年 酉年特集

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明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願い申し上げます

今年は酉年。
鳥についていろいろ述べてみたいと思います。

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甲骨文

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金文

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小篆

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        大篆
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鳥と言えば、まず鳳凰。一万円札のデザインにもなっています。
春秋時代の「詩経」「春秋左氏伝」「論語」などでは聖天子の出現を待ってこの世に現れるといわれる瑞獣(瑞鳥)のひとつとされ、
「礼記」では麒麟・霊亀・応竜とともに四霊と総称されています。

前2世紀頃の前漢時代に成立されたという中国最古の類語辞典「爾雅」17章によれば、嘴は鶏、頷は燕、頸は蛇、背は亀、尾は魚で、
色は黒・白・赤・青・黄の五色で、高さは六尺程だそうです。
「山海経」「南山経」では鶏に似ており、頸には「徳」、翼に「義」、背に「礼」、胸に「仁」、腹に「信」の紋があるとされます。

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マンガでは手塚治虫の火の鳥でしょう。
中学2年の時に未来編で初めて火の鳥に出会ったのですが、
そのあまりに壮大なスケールの話にショックを受けて、
それまでは図書館の本を学年で一番多く読んでいたくらい本好き
だったのですが、以後はすっかり手塚マンガにはまってしまい、
マンガばかり読むようになってしまいました。
マンガが小説以上だと実感させてくれた最初のマンガです!
鳳凰編も素晴らしい内容でしたねえ・・・。
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続いて、諸星大二郎「孔子暗黒伝」
精霊の村の巻の
ラストシーンに出てくる白骨の鳥。
このインパクトも強烈です。
首狩りの儀式の後に、死を表す鳥が
ジャングルの上を飛んで行きます。

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殷の青銅器、フクロウ型の酒ツボ
鴞卣(きょうゆう)

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怪獣映画なら、まずは昭和31年1954年の東宝「空の大怪獣ラドン」!
阿蘇から福岡に飛来したラドンが福岡の街を破壊します。
岩田屋に止まって、羽ばたいて西鉄電車をひっくり返しているところ。
ミニチュアが本当に精密です!

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続いて、平成7年1995年大映の
「ガメラ大怪獣空中決戦」!
旧ガメラシリーズとは比較にならない
質の高さです。
長崎の姫神島から現れたギャオスが
福岡ドームでの捕獲に失敗した後、
東京に移動して東京タワーに巣をかけます。
夜明けのシーンが初日の出みたいで、
思わず拝んでしまいましす。

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日本で鳥と言えば、正月にお参りする
神社の鳥居。
起源はいろいろな説があるようですが、
その起源と考えられているものを
2001年中国雲南省シーサンパンナの
アイニ族(ハニ族の一支族タイのアカ族)
の村で見たことがあります。

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格朗和(グーランフー)の黒龍譚村の
入り口にある龍巴門(ロンパーメン)。
門の上に鳥や剣や犬が乗っています

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大賀拉(ダフラ)という村にある龍巴門。
ここで客を迎え、酒を飲んだら通します。

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アイニ族の女性。
綺麗です。

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南糯山というアイニ族の村へ
行き、岩多(アンドォ)さんという
人と仲良くなって、泊めてもらい
ました。

高床式住居に住み、おもちを
好んで食べていました。
アイニ族が属するハニ族は

日本人(和人)との類似性が
注目されていて、和人はハの人、
ハニの意味もハの人ですし、
下駄を好む部族もいます。

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南糯山の龍巴門。男女の像が立てかけてあります。

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龍巴門の裏側。毎年、新しい門を作って、並べていく
そうですが、熱帯なので、古い門は朽ち果てていきます。

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村の別の入り口にある龍巴門。
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や鉄砲が飾ってあります。
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アイニ族の子供たち