薬湯を尋ねて その1  2015年2月@大分県塚原温泉

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下関の名医で温泉マニアでもある
劉震永先生と、
福岡漢方会の重鎮・岡部佐重先生が、
この温泉は凄いっ!!

と勧められた薬湯、大分県の塚原温泉に行ってきました。

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塚原温泉入口
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シンプルな料金所
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共同風呂(内湯)
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温泉の前にあるお地蔵様
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露天風呂も魅力的だったのですが、
雪が降っていたので、今回は
家族風呂に入ってみました。

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家族風呂内部。
鉄分が多い温泉と聞いて、
赤いお湯を想像していたのですが、
何となく緑色のお湯です。
何でも、錆びた鉄は赤くても、
新鮮なイオンの鉄は緑色だそうで、
後で知りました。

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温泉の成分表。
この温泉はpHが非常に低く1.4だそうです。
ほとんど胃液並みなので、体が溶けて入れないのではないかと思うのですが、
源泉かけ流しだそうで、お湯で卵をゆでると3時間で殻がとけてしまうそうです。
鉄含有量(456mg)が日本一高く、温泉法基準の40倍以上だそうで、
アルミニウム含有量は日本第二位(295mg)で、療養泉の基準の約3倍という
凄い薬湯です。
温泉の泉質はその様々な効能にふさわしく、
「酸性-含硫黄・鉄・アルミニウム-カルシウム-硫酸塩泉」という
非常に長い名前になっています。

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ゆでると溶けてしまうので
蒸して作った卵。
その蒸し時間、何と
20時間!!
これも必ず食べろと、
岡部先生から勧められて
いたのですが、
確かに美味い!!
しっかり味が染み込んで、
今まで食べた温泉卵の中で
最高でした。

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雪の山道を200mほど登ると、
伽藍岳(がらんだけ)の火口を見学できます。
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                              地獄を見ながら、温泉で極楽気分・・・・ 
                             
いやあ、何度でも訪れたい名湯でした。

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